お見合いでの会話は「質問力」で突破し「また会いたい」人になろう!

お見合いでの会話は「質問力」で突破し「また会いたい」人になろう!
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こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤香織です♪
ママカウンセラーとして日々会員さまのサポートに励んでいます!

今日は「お見合い突破!「質問力」で「また会いたい」人になろう!」といったテーマで書こうと思います♪

婚活中の皆さん、お見合いでの会話を自己採点したことありますか?

「今日のお見合い、なんだか上手く話せなかったな...」
「相手のことがよく分からないまま終わってしまった...」

そんな風に感じたことがある方も、多いのではないでしょうか。

実は、お見合いが上手くいくかどうかは、「質問力」 にかかっていると言っても過言ではありません!

今日は、お相手に「また会いたい!」と思ってもらえるような、そんな会話の秘訣について、お伝えします。


なぜ?自分の話ばかりじゃダメなの?お見合いの会話バランス

まず、お見合いで本当によくあるのが、どちらか一方が話しすぎるケースです。

特に、「自分の話がたくさんできた!」と感じた側は、お相手に好印象を持って交際希望を出すことが多い です。

なぜなら、自分に興味を持って色々聞いてくれた!と嬉しくなるからです。

人は誰でも、「自分の話を聞いてほしい」「自分を分かってほしい」と思うもの。

だから、意識しないと、ついつい自分の話が多くなってしまいがちなんです。

でもね、お見合いは「自分をアピールする場」であると同時に、「お互いを知るための大切な時間」でもあります。

まずはお相手から「また会いたいな」「この人のこと、もっと知りたいな」と思ってもらわないと、せっかくのご縁も一期一会で終わってしまいます。

それは、とてももったいなーい!

プロスペクティブスタートでは会員さまに、「お相手8割、自分2割」 の会話バランスを心がけてくださいね、とアドバイスしています。

これくらい意識して、ようやく半々くらいになることが多いかなと思います。

「そんなに相手に話させるの?」って思うかもしれないけど、それくらいでちょうどいいんです♪


質問上手は婚活強者!そのココロは?

さて、今日のメインテーマでもある「質問力」。

質問が上手な方って、本当にお見合いがスムーズに進むし、何よりお相手からの印象がとっても良いんです。

結果、交際に繋がりやすい!

それはなぜだと思いますか?

理由はとってもシンプル。

お相手の脳内では、こんな素敵な連鎖が起こっているんです。

「この人、私に色々質問してくれるなぁ...」 ↓
「それって、私に興味を持ってくれているってこと?」(そうなんです!) ↓
「自分のことに興味を持ってくれる人って、なんだか嬉しいな♪」(好意的になる) ↓
「この人となら、もっと色々話してみたいかも!また会いたいな!」 ↓
= 交際希望!

とても分かりやすい例ですね。

「あなたに興味がありますよ」「あなたのことをもっと知りたいです」という気持ちが、質問を通して伝わるんです。


あなたもやってない?お見合いNG会話「尋問」と「一問一答」

「よし、じゃあ質問をたくさんすればいいのか!」

その気持ち、素晴らしい意気込みです!

でもですね。

お見合いは 「尋問タイム」でも「質問大会」でもありません。

事前にプロフィールをしっかり読み込んで、「あれを聞こう」「これを聞こう」といくつか質問を準備して臨むのは、本当に素晴らしいことです。

とっても真面目で婚活に誠実な証です。

でも、用意した質問をただ順番に投げかけるだけでは、かえってお相手を疲れさせてしまいますし、なんだか面接みたい...と思わせてしまうことも。

会員さまからお見合い後のお断り理由で、時々耳にするのがこのコメント。

「なんだか一問一答形式で終始してしまって、お相手のことがよく分かりませんでした。」

これ、カウンセラーとしても本当に「あぁ、もったいない!」と思う典型的なパターンです。

例えば、こんな会話...あなたの胸にもちょっとチクッとしませんか?

A男: 「プロフィール拝見しました。〇〇(趣味)がお好きなんですか?」
B子: 「あ、はい。そうなんです。」(にっこり)
A男: 「へえ、楽しそうですね。」
B子: 「ええ、結構楽しんでやっています。」(もっと話したいな...)
A男: 「・・・。(よし、次の質問は何だっけな...)えーっと、お仕事は、お忙しいですか?」
B子: 「(あれ?趣味の話、もう終わり?全然掘り下げてくれないんだな...残念)そうですね、時期によりますね。」

これじゃあ、せっかくの会話のキャッチボールも、ポトリと地面に落ちちゃいますよね。

一問一答ではお互いの人となりなんて分かりっこないし、B子さんの「もっと話したいな」という気持ちもシュンとしぼんでしまいます。

これでは、お相手の魅力や共通点を見つけるチャンスを、みすみす逃しているようなものなんです。


会話が途切れない!「掘り下げ力」を鍛える質問テクニック

じゃあ、どうすればいいの?

どうしたら会話がもっと弾むのか?

大切なのは、質問の「数」ではなく、「質」 なんです。

もっと具体的に言うと、お相手の答えをどれだけ広げ、深掘りしていけるか、この「掘り下げ力」が鍵を握っています!

宝探しをするようなワクワクした気持ちで、お相手の言葉の中からキラリと光る素敵なカケラを見つけて、そこを優しく、丁寧に掘り進めていくイメージとでも言いましょうか。

さあ、ここからは具体的な「掘り下げテクニック」をご紹介します。

これをマスターすれば、あなたも質問上手に近づけるはず!

「へぇ!そうなんですね!」+「もう少し詳しく教えてください」作戦

まずはお相手の答えに、「共感」と「興味津々です!」という気持ちをしっかり言葉で示すのが基本中の基本!

これができると、お相手も「話してもいいんだ!」と安心してくれます。

B子: 「休日はよく、近所の可愛いカフェを巡っているんです。」
A男: 「へぇ!カフェ巡り、素敵ですね!とってもおしゃれなご趣味ですね。ちなみに、どんな雰囲気のカフェがお好きなんですか?」
B子: 「ありがとうございます!そうですね、どちらかというと静かで、ゆっくり本が読めるような落ち着いたカフェが好きですね。」
A男: 「いいですねぇ。読書がお好きなんですね。僕も好きなんです。最近読まれた本で、何か特に印象に残っているものはありますか? もしよかったら教えてください。」

こんな風に、少しずつですが着実に会話を広げていきましょう。

ポイントは、「どんな?」「例えば?」「どうして?」「どのように感じましたか?」といった【魔法の5W1H】(When:いつ・Where:どこで・Who:誰が・What:何を・Why:なぜ・How:どのように)を会話の中にそっと混ぜ込むことです。

自然と次の質問が浮かんでくると思います。

感情に寄り添う「その時どう感じましたか?」作戦

起きた出来事や事実だけでなく、お相手の「感情」に焦点を当てて質問すると、ぐっと心の距離が縮まります。

「この人は私の気持ちを分かってくれそうだな」と感じてもらえるチャンス!

B子: 「実は最近、思い切って一人でボルダリングに挑戦してみたんです!」
A男: 「えー!ボルダリングですか!すごいアクティブですね!実際にやってみて、どうでしたか?難しかったですか?それとも楽しかったですか?」
B子: 「最初は全然登れなくて、正直ちょっと悔しかったんですけど、何度か挑戦して初めてクリアできた時は、もう本当に嬉しくて!思わずガッツポーズしちゃいました(笑)」
A男: 「わかります、その気持ち!達成感、半端ないですよね!B子さんが今まで一番『やったー!』って達成感を感じた瞬間は、どんな時でしたか?」

相手の嬉しかったこと、楽しかったこと、頑張ったこと...そんなキラキラした気持ちや、時には少し大変だった気持ちに寄り添うことで、「この人は私のことを深く理解しようとしてくれている」と感じてもらいやすくなります。

過去・現在・未来を繋ぐ「きっかけは?」「これからどうしたい?」作戦

一つの話題から、時間軸を上手に広げてみるのも、会話を深めるのにとっても効果的なテクニックです。

お相手の価値観や経験、そして未来への夢などを、自然な流れで知ることができます。

A男: 「プロフィールに、旅行がお好きだと書かれていましたね。今までで一番印象に残っている場所はどこですか?」(過去)
B子: 「そうなんです!学生時代にバックパックで巡ったイタリアの小さな街が、今でも忘れられませんね。建物も人も、本当に素敵で。」
A男: 「イタリア、いいですね!憧れます。そのイタリア旅行がきっかけで、何かご自身の中で考え方とか、変わったことってありましたか?」(過去の経験が与えた影響)
B子: 「うーん、そうですね...。もっと色々な文化に直接触れてみたい、色々な価値観を知りたいって、強く思うようになりましたね。」
A男: 「それって素敵なきっかけですね。最近はどこか行きたいなって思っている場所はありますか?(現在~未来)それか、これから挑戦してみたいこととかありますか?」(未来への展望)

こんな風に、一つの話題を起点にして、お相手の経験や考え方、そしてこれからどんなことを楽しみにしているのかなどを、自然に、そして深く聞き出すことができます。

オウム返し+α」で安心感を与える作戦

お相手の言った言葉を会話の中で繰り返してから質問すると、「ちゃんと私の話を聞いてくれている」「受け止めてくれている」という安心感を与えることができます。

B子: 「普段は、うちで飼っている愛犬と近所の公園に散歩に行くのが日課なんです。それが一番の癒やしですね。」
A男: 「へぇ、ワンちゃんとのお散歩が日課で、癒やしの時間なんですね。 素敵ですね。ちなみに、どんな種類のワンちゃんなんですか? お散歩中、何か面白いエピソードとか、可愛いなって思う瞬間とかありますか?」

ただオウム返しするだけでなく、そこにプラスアルファで質問を添えるのが、会話をさらに広げるコツです。

「あなたの話、もっと聞きたいです!」というサインになるからです。

何よりも大切なのは、「あなたという人に、私はとても興味を持っていますよ」という純粋な気持ちを、行動で、言葉で伝えること。

そして、質問は、その気持ちを伝えるための最高のコミュニケーションツールです。


5.「掘り下げ力」を意識して、お見合いを次のステップへ!

さて、ここまで「質問力」そして「掘り下げ力」についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

難しく考えなくても大丈夫です!

お互いに貴重な婚活の時間を使って「会ってみたい」と思ったからこそ、成立した出会いの場、それがお見合いです。

まずは、「相手のことをもっと知りたいな」という素直な気持ちを持つことからスタートです。

この「掘り下げ力」をちょっと意識して身につけると、お見合いでの会話が驚くほど豊かになり、お相手との心の距離もぐっと縮まります。

そして、自然と「またこの人に会ってみたいな」と思ってもらえるようになり、交際成立率も上がっていくはずです。

「お見合いはそれなりに組めるんだけど、なかなか次(交際)に進めないんだよなぁ...」

もしあなたが今、そう悩んでいるとしたら、もしかしたらご自身の会話の仕方が、受け身になっていないかを振り返るチャンスです。

あるいは、お相手に「もっとあなたのことを知りたいです!」という気持ちが、うまく伝わっていないだけなのかも。

このブログを読んで、「あ、これなら私にもできるかも!」「次のお見合いで試してみようかな」と思えることが一つでもあったなら、本当に嬉しいです。

ぜひ、今日から意識して、次のお見合いで実践してみてくださいね。

小さな意識の変化や、ちょっとした勇気が、きっとあなたにとって最高の素敵なご縁に繋がる信じてお見合いを頑張っていきましょう!

あなたの実りある婚活の参考となりますように。

最後までお読みいただきありがとうございます。

おまけ

おまけにしても良いのか迷うほどの、つぶやき。

湿気が大の苦手な私。

去年、独身の頃から20年連れ添った除湿器のじょっくんが遂に壊れ、2代目じょっくんをお迎えしました。

何せ20年ぶりの買い替え、電化製品の進化は凄まじい。

2代目じょっくん、めちゃくちゃ我が家の湿気を吸い取ります。

寝室に家族4人で寝ていると、寝汗やら呼気やら、とにかく色んな湿気がもわんもわん。

朝、じょっくんが吸い取った満水に達した水を、ジャーとこぼすたびにこう思うのです。

「この水、何かに使えたら良いのに」

除湿器で吸い取った水発電とか。

トイレを流すのに使えば、節水になるのかな、とか。

とにかくもったいないなぁと毎朝同じことを思っている今日この頃。

湿気嫌いな私には苦難のシーズン、梅雨がすぐそこに。

2代目じょっくんをフル稼働させて、乗り切ります。

このどうでも良いおまけ話を最後まで読んでくださったそこのあなたに、近々良いことがありますように☆彡

では、また次回のブログでお会いしましょう(^^♪

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