Vol.107 真剣交際直前にお見合いはすべきか、否か。

Vol.107 真剣交際直前にお見合いはすべきか、否か。
daisuke maru.jpg
こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。


今日は「Vol.107 真剣交際直前のお見合いはすべきか、否か。」といったテーマでお話ししたいと思います。

結婚相談所では、お相手とお互いの価値観、フィーリングなどを確認するための期間として、「仮交際」期間があります。

この期間は言わば「友達以上、恋人未満」とも言えると思います。

仮交際期間であれば、複数の方と仮交際をすることも大丈夫ですし、お見合いを続けることも可能です。

例えば、仮交際中のお相手異性のAさんがいるとします。

Aさんとは本日2月15日(土)時点で、お見合いからもうすぐ2ヶ月。

お見合い日は12月18日(水)です。

デートは5回していて、お互いフィーリングも合っていると感じています。

ただ、本当にこの人と真剣交際に進んで良いのか、まだ、決めかねている状態でもあります。

この場合、お見合いを続けることは、結婚相談所でのルール上、もちろん可能です。

そしてこの後のお見合いの予定として、2月22日(土)に1件、2月23日(日)に1件、3月8日(日)に1件、計3件のお見合いが決まっているとします。

しかし、Aさんとのお見合いからもうすぐ2ヶ月。

結婚相談所では、お見合いから成婚退会までのルールは3ヶ月です。

最大6ヶ月まで延ばすことはできますが、期間を延ばせば良くなるわけでもありません。

3ヶ月で決められない人は、ズルズルと6ヶ月かけても決められないことが多いのです。

実際に、成婚退会される方のボリュームゾーンは、3~4ヶ月に集中しているというデータもあります。

そう考えると、Aさんとはそろそろ真剣交際に行くか、判断をする時です。

Aさんからはカウンセラーを通じて、大変自分に好意を持ってもらっている旨、伺っています。

ただ、Aさんもこちらがグズグズと決めかねていると、他の人とお見合いをしたり、仮交際に進んでしまうかもしれません。

そんなこともあり、週末にAさんとの将来、結婚生活を真剣に考えた結果、2月17日(月)、Aさんと真剣交際に進む決断ができました。

そして真剣交際に進みたい旨を、担当カウンセラーにもお伝えしました。

ただ、ここで1つ問題があります。

それは「成立したお見合いはキャンセルできない」というルールです。

やむを得ずキャンセルする場合は、所定の違約金が発生します。

前日までのキャンセルは1万円、当日のキャンセルは2万円です。

(※この違約金のルールがあるのは、安易にお見合いをキャンセルしにくくするためで、これにより、皆さん自身もお相手様にドタキャンされるリスクから守られています)

このあと、3件のお見合いが控えています。

一番最後のお見合いは3月8日(日)で、あと3週間近く先です。

この場合、皆さんならどうしますか?

1つ目の判断は、ルールを守って、成立したお見合いはしっかりとこなすという判断です。

お見合いのお相手にご迷惑は掛かりませんし、皆さんとのお見合いがちゃんとできたという点については満足でしょう。

しかし、ただ「消化」するだけのお見合いをする皆さんのお気持ち、そしてAさんのお気持ちはどうでしょうか?

まだ、Aさんのカウンセラーさんにも、真剣交際に進みたい旨を伝えていなければ、お見合いをしていることを正直に伝えることはありませんが、3週間のうちに、Aさんの気持ちが皆さんから離れてしまうリスクがあります。

一方、Aさんカウンセラーさんを通じて、Aさんにも「真剣交際に進みたい」旨を2月17日(月)時点で伝えた場合はどうでしょうか。

「Aさんとは真剣交際に進みたいのですが、3件のお見合いが成立しているので、そのお見合いをやってから、真剣交際に進ませていただきたいと思います」

と伝えるか、お見合いが成立していることは伝えず

「Aさんと真剣交際に進みたいので、次回のデートの際に、Aさんに直接お伝えします」

とだけ伝え、違約金を支払って、成立したお見合いを速やかにキャンセルするか、否かです。

非常に難しい選択ですが、ここは皆さん自身と、Aさんのお気持ちを優先して判断するのが、私はいいと思います。

そうなると「成立した3件のお見合いは、違約金3万円を支払ってキャンセルし」、「Aさんと速やかに真剣交際に進む」ということになります。

お見合いが成立していた3件の方は、皆さんとのお見合いを楽しみにしていたはずなので、「自分だって忙しい時間を調整してお見合いを組んだのに、キャンセルするなんてひどい!」と感じると思います。

しかし皆さんはAさんと真剣交際に進むことを決めたのですから、3件の方には大変申し訳ありませんが、私はこの選択、判断はありだと思います。

皆さん自身の考え方、結婚相談所の担当カウンセラーさんの考え方、色々とありどれが正解というのはありません。

基本的にルールを守ることは大切ですが、ルール以上に大事なのは2人のお気持ち、2人の今後です。

結婚相談所で婚活をする際は、ご参考にしていただけたらと思います。

プロスペクティブスタートについて

ご挨拶結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。

私たちもあらゆる婚活を経験してきました。それぞれの会員様に合わせたオーダーメイドのサポートをいたしますので、無理なく婚活を始めていただけます。

1年後の幸せなご結婚を目指し、私たちと一緒に頑張っていきましょう!

メニュー