Vol.364 【祝ご成婚】38歳男性会員さん、交際3ヶ月、17回のデートを重ねてご成婚♡

Vol.364 【祝ご成婚】38歳男性会員さん、交際3ヶ月、17回のデートを重ねてご成婚♡
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こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。

今日は「【祝ご成婚】38歳男性会員さん、交際3ヶ月、17回のデートを重ねてご成婚♡」といったテーマでお話ししたいと思います。

今日ご紹介する男性は、今年の7月下旬にご入会され、11月末にご成婚退会された方です。

活動の期間だけ見ると順調なようにも見えますが、他のご成婚退会者の方と同様に、活動中は上手く行かないことも多々あり、それらを乗り越えての成婚退会でした。

彼は最初の2ヶ月で13件のお見合いをしましたが、そのうち交際に進めたのはわずか2件。

通常、お見合いをして交際に至る割合=交際成立率は、40~50%程度というデータもありますが、彼の交際成立率はわずか15%程度。

ちなみに彼は13名中8名の女性に交際希望を出していたので、自分は交際希望なのになかかなか交際が成立しないという状況が続きました。

しかし交際成立率は低かった彼も、1つ1つの交際を大切にし、この度晴れてご成婚退会されました。

お相手女性のBさんとのお見合いは8月下旬。

コロナの感染が拡大していた時もあり、オンラインお見合いでした。

しかし最初のお見合いの場で、彼は痛恨のミスを犯しました。

お見合いに遅刻したのです・・・

入会時には口酸っぱく、遅刻だけは絶対にしないように伝えているのですが、慣れなのか気の緩みなのか、たまに遅刻する会員さんはいらっしゃいます。

彼もその一人になってしまいました。。

しかし、ここはお相手のBさんに救われました。

Bさんのお見合いの振り返りは、

『Aさま(彼の名前)は、話しやすい声のトーンだったり表情で、楽しくお話しできました。あっと言う間にお見合いが終わってしまってびっくりしてます』

『ネットワーク環境のためか、Aさんの画面がほとんど止まっていたことがあり、私のリアクションにぎこちなさが出てしまって申し訳ないです』

Aさんの遅刻に触れられていないばかりか、自分のリアクションにぎこちなさが出てしまって申し訳ないと言っている。

ちなみにAさんからは、

『私がお見合いに遅刻するという失態をしたにも関わらず、誠実に接していただきまして、ありがとうございます』

と振り返りがありました。

お見合いで、お相手のちょっとしたこと

◎プロフィール写真とイメージが違った
◎鞄等の持ち物のセンスがイマイチだった
◎会計の時に『ご馳走さまです』の声が小さかった

などがどうしても気になり、会話の波長は合っているのにお断りする人もいますが、遅刻のことは一切触れず、自分は誠実に接し、結果として運命のお相手を手に入れたBさんの寛容な姿勢は、男女ともに参考になると思います。

こんな形でスタートした二人の交際。

交際は概ね順調には進んでいましたが、3回目デートを終えて4回目デートの予定を入力する段階では、AさんはBさんとの真剣交際は決められない状態でした。

まだ終日のデートができておらず、もう少し長い時間を共有してから考えたいとのことでした。

しかし4回目のデートの後、先方相談所カウンセラーさんからBさんの振り返りの共有がありました。

『今回は長時間のデートでしたので、結婚観や結婚後の生活、子ども、お金のこと、食事のことなど色々な考えを伝えあい、話し合うことができました』

『Aさんのことを心から信頼できると思いましたし、ご本人にもその旨お伝えしました』

『Aさんと真剣交際に進めたら嬉しいです』

こうやってストレートに気持ちを伝えることは、私は良いことだと思います。

しかもBさんは、仮交際中でまだ4回しかデートしていないAさんに『心から信頼できる』と直接伝えたのです。

Aさんが自分のことをどう思っているかはっきりと分かっていない中、これを伝えるのはかなり勇気のいることだったと思います。

そして、Bさんからの振り返り内容、お気持ちをAさんに伝えたところ、Aさんからも真剣交際に行きたいとのお言葉を頂きました。

次の5回目デートでAさんからの真剣交際の申し出で、晴れて真剣交際へ。

ちなみに少し話はそれますが、Aさんは比較的に急な真剣交際への展開だったため、既に決まっていた2件のお見合いがありました。

成立したお見合いをキャンセルするには1件1万円の違約金が掛かるので、お見合いをしてから、真剣交際へ進むという選択肢もあります。

しかしAさんは、Bさんの『早く真剣交際へ進みたい』という気持ちを優先するためであったことはもちろんのこと、お見合いが決まっていたお相手女性に対しても

『お相手に不実な時間を取らせてしまうのは申し訳なく思いますので、2件ともキャンセルでお願いします』

と男らしく違約金を支払ってキャンセルしました。

賛否はあるかもしれませんが、私はこの対応が誠実な対応だと思います。

話をグッとAさんとBさんの話に戻します。

真剣交際に進んだ直後、私はAさんにある質問をしました。

Aさんの現在の気持ちは、

『まだ結婚したい(プロポーズしたい)かよくわからないけど、とりあえず真剣交際に進んだ』という気持ちを1

『今すぐ結婚したい(プロポーズしたい)から真剣交際に進んだ』という気持ちを10

としたら、10段階でいくつですか?と。

そうするとAさん気持ちは既に8~9。

Aさんはまだ具体的な話はできておらずリアリティがないので、その意味で10にはならないとのことでしたが、気持ちの部分ではかなり固まっているようでした。

真剣交際に進んだ直後の段階でこれだけ気持ちが上がっていれば、Aさんの気持ちが大きく下がることはないだろうと、この点においては私たちもある程度安心していました。

しかし真剣交際に進んでから結婚に向けた具体的な話し合いをする中で、意見の違いが出てくることはどのカップルにもあります。

これはある意味当たり前のことで、自分の分身のように考え方がぴったり一緒の人なんてこの世にいないからです。

そういったことをすり合わせし、譲れる点、譲れない点を明確にし、お互いに歩み寄る作業をどのカップルも真剣交際中にやっています。

話し合いを進める中で、意見の相違により気まずい雰囲気になったり、『私たち、もう無理かも』と思う時もあります。

ただ、こういったことは真剣交際中や結婚前後に限らず、結婚後もずっと続いていくことです。

両家ご挨拶、両家顔合わせから結婚前後は始まり家計の管理方法、住む場所、入籍、結婚式、ハネムーンなど。

結婚後の子供を授かったら、子育ての方針、どういったこと優先してお金を使うかなどなど。

その時々で、状況は変化していきます。

そういった変化の中で、考え方が全て自分と一致する人はこの世にいないでしょう。

しかしこういった考え方や価値観の違いに対するすり合わせや歩み寄りの作業をすることが、結婚生活の面白さであり醍醐味とも言えるでしょう。

話は脱線しましたがご多分に漏れず、AさんとBさんも意見の違いがありました。

それは、両家顔合わせなどの考え方について。

ざっくりいうと、Aさんはある程度しっかりとやりたいタイプで、両家顔合わせの場所もしっかりとした場所(言い方を変えると費用も相応な場所)を希望しており、自分のご両親にも良い服を用意しておくように伝えたようです。

でもAさんのご両親が良い服を用意するなら、両家で衣装のレベルを合わせる必要もあります。

それに対し、彼女はこれから滅多に使わない衣装を買わせるのは合理的ではないと考えていて、

『何でもお祝いだからと景気良く多額を使うのではなく、これからの生活のことも考えてほしい』

と思ったようでした。

しかし、ここでもBさんは不安な気持ちを直接Aさんに打ち明けました。

するとAさんは彼女の気持ちに寄り添い、歩み寄り、誠実に対応した結果、彼女の気持ちを立て直すことができました。

私たちも途中ハラハラしましたが、その後は二人で結婚式場見学に行ったり、指輪を観に行ったりしながらデートを重ね、最後は横浜の海、夜景が見える場所でのプロポーズ!

プロポーズには婚約指輪、バラの花束、生演奏もあり、二人にとって記憶に残る素敵なプロポーズになったようでした。

Aさんの婚活期間は約4ヶ月と短期間ではありましたが、その短期間の中にも色んな出来事や思い出が凝縮した4ヶ月でした。

末永くお幸せに♪

プロスペクティブスタートについて

ご挨拶結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。

私たちもあらゆる婚活を経験してきました。それぞれの会員様に合わせたオーダーメイドのサポートをいたしますので、無理なく婚活を始めていただけます。

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