Vol.３７２　婚活はブレたら終了のワケ

こんにちは！
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤香織です♪
ママカウンセラーとして日々会員さんのサポートに励んでいます！

今日は「Vol.３７２　婚活はブレたら終了のワケ」といったテーマで書こうと思います♪

もう年が明けて半分が経ちますねぇ。

プロスペクティブスタートでは近いうちに2名の会員さんがプロポーズを控えております。

良いですねぇ～。

今日はその内の1名の女性会員、冬子さん(仮名)のお話でもしようかなと。

えっ？

何で冬子さんかって？

今が冬だからです、それだけ～(笑)

冬子さんは20代の可愛くて謙虚でキラキラが好きな女子。

東京オリンピックが開幕した7月下旬ごろに入会されました。

そして今、真剣交際を順調に育んでいる男性、冬雄さん(仮名)と出会ったのは入会から３ヶ月とちょっと経った頃のお見合いでした。

活動初期の頃、お見合い2件目で出会った夏雄さん(仮名)とは良い感じで交際が進むも、突然交際終了を告げられるなど、落ち込む日もありました。

ディナーデートを控えている当日の朝に、交際終了でした。

どんな仕打ちやねん(ﾟДﾟ)ﾉ

エアーで夏雄をフルボッコにしておきました。

そんな時も冬子さん。

『今はダメージありますけど、こんなところで倒れている女ではないので気持ちを改めて良い人に出会えたらいいなと思います。』

う～泣ける...(;Д:)

あの時は冬子さん、本当に辛かったと思います。

それも今は過去の思い出。

あの時にそれでも立ち止まらず前を向いて活動を続けた結果、季節が秋めいた頃に運命の男性である冬雄さんに出会ったのです。

今回、何で婚活はブレたら終了ってことをタイトルにしたか。

冬子さんのご家族はお婿さんを希望していました。

まぁ、それは入会時からお話があったんだけれども。

冬子さん自身は婿入りは希望しておらず、自分の人生だから自分が選んだ相手と結婚したいという気持ちがありました。

冬雄さんに、冬子さんのご家族が婿入りを希望しているという意向を事前に伝えるも、婿入りはNGということが分かりました。

今思い返すと、お婿さんにはなれない冬雄さんと結婚するには冬子さんがお嫁に行くしかない状況になったことで、冬子さんのやる気エンジンがブルルンと入ったように思います。

冬雄さんに出会うまでの冬子さんの印象はですね。

ご家族に

『絶対婿に入ってもらわないとダメだ！』

と言われたら、全力で

『これは私の人生だから私が決める！』

といった強い気持ちで、説得できるかなぁ～、自信がなさそうだなぁ～、大丈夫かいなといったちょびっと頼りない印象でした。

でも冬雄さんと交際している冬子さんは違いました。

真剣交際中の男性がいるということを冬子さんのご家族に話すにあたって、事前に面談で私たち夫婦から

『冬子さんがブレたらダメですよ』

といったアドバイスをしていました。

婿に入ってもらうんじゃなくて、自分がお嫁に行くんだ！

と確固たる意志がないと、冬子さんのことをよーく分かっているご家族はすぐ見抜いちゃいます。

『あれ、まだ迷ってる？説得したら折れそうだな』

と思われてしまうかもしれません。

例えば冬子さんの覚悟が決まっていなくて、言うことが毎回ブレブレのブレ子だとする。

冬雄さんに

『私が家族を説得するから大丈夫だよ！』

と伝えてあるのに、

家族に

『本当にちゃんと話し合ったのか？』

と渋られたとする。

それを言い返せずにモジモジして

『もう一回冬雄さんにお婿さんに来てもらえないか話してみるね』

なんて持ち帰ってきたら

冬雄さんは

『えっ？家族にちゃんと話すって言ってくれてたのに？』

と不安になっちゃいます。

しかも結婚相談所の場合は、冬子さん、お相手、双方の相談所と4者が絡み合っています。

説得すると言いながら、ご家族パワーに負けてなかなか事態が進展しないと、どんどん話がややこしくなってきます。

ご自分の気持ちをしっかりとご家族に説明できずに、内輪で揉め始めると時間ばかりが過ぎて、大体ご成婚退会まで辿り着くことは難しいです。

もっとシンプルに言ってしまえば。

親があれやこれや口を挟み始めて、会員さんが親御さんパワーに吸い込まれると、大体交際終了になります。

その点、冬子さんの場合は

『冬雄さんと結婚したい！』

といった気持ちが、彼女の気持ちを強くさせたようです。

素晴らしい愛のパワーじゃないかこりゃ。

ご両親と婿入りの件で話し合いが終わり、無事ご理解を得られたとの報告が冬子さんからきた時は、私たち夫婦もホッと一安心しました。

そして

『私が意志を強く持って進めることが大事だと感じました。』

と話してくれた冬子さん。

その通りだよ。

ご家族も

『冬子が決めたことなら...』

とお嫁にいくことを受け入れてくださったようです。

冬子さんがどういう人生を歩みたいのかを聞いてそれを叶えてあげることが、本当に冬子さんの幸せを願うご家族の愛情なのだと思いました。

本当はさ、お婿さんが良かったはずのご家族。

詳しくは言えませんが、お婿さんを希望するなりのご家庭の事情もありました。

それでも最後は冬子さんのブレない気持ちに触れて、結婚を認めてくれたご家族。

私も一応娘を持つ母親なので、つい親目線で考えてしまってジーン...。

今回の交際を通して冬子さんは人として成長した気がします。

人に自分の気持ちを伝える時、反対されても願いを叶えたい時。

何を言われても自分はこうしたいという気持ちを強く持つことが大切です。

彼女の姿を見ていて、私も学びました。

自分の人生は自分で決める。

反対されて信念を曲げてはいけないんだ。

そんなことをすると、誰かの望む人生を生きていくことになる。

器だけが自分で、中身は自分をコントロールしようとしている人。

一度しかない人生、そんなことしていられません。

活動中は色々悩んだり迷う時もあります。

しかし、どうしても譲れないことや、自分の中で大切にしたい気持ちなどはお相手に遠慮せずに

『私はこう思うけど、あなたどう思う？』

としっかりと伝えられると良いですね。

自分の意思を曲げてうわべだけ順調な交際を重ねても、自分の気持ちとの差を埋めきれなくなります。

交際中からそんな状態では、成婚は遥か彼方でしょう。

自分の気持ちが定まっていないブレ子だと結婚は難しいと思います。

冬子さんは今、冬雄さんとラブラブに真剣交際を育んでいます。

キラキラが大好きな冬子さんのために、冬雄さんはメレダイヤがグルーっと一周している婚約指輪を購入してくれました。

あとはプロポーズだけ...♡

お二人がラブラブで、お相手のカウンセラーさんとも

『プロポーズの日が楽しみですね～♪』

と連絡し合って、もうルンルン気分です。

無事、ご成婚退会の日を迎えられるようラストスパートでパワーアップした冬子さんをサポートしていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

では、また次回のブログ、頑張ります(^^♪