Vol.356 お見合いが思った通りに組めない時のPDCAの回し方

Vol.356 お見合いが思った通りに組めない時のPDCAの回し方
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こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。

今日は「Vol.355 お見合いが思った通りに組めない時のPDCAの回し方」といったテーマでお話ししたいと思います。

結婚相談所での婚活を進めるにあたり、いくつかの超えなければならないハードルがありますが、何と言っても最初のハードルは

◎お見合いを成立させる
◎定期的なお見合いのペースを作る

というハードルで、ここで苦戦している人も多数います。

結婚相談所での婚活では他にも

◎お見合いから交際に繋げる
◎3回以上交際をする
◎真剣交際に進む
◎婚約して(プロポーズして/プロポーズを受けて)成婚退会する

といったハードルもありますが、今日はお見合いに絞ってお伝えします。

最初にお伝えしたいことは、『お見合いの成立』については、他のハードルと比べるとある程度ルーティン化でき、PDCAを回すことでクリアすることができる内容だということです。

今日は、お見合い成立までのPDCAについて説明していきたいと思います。

今日お伝えすること
◆P(計画する):月何回お見合いするか?そのために月何件に申し込みするか?
◆D(実施する):自分で立てた計画に沿ってお見合いの申し込みをする
◆C(評価する):計画通りにお見合いが成立したかを評価、確認
◆A(改善する):計画通りにお見合いが成立しなかったら、どう対策するか?
◆まとめ

それでは、順を追ってご説明します。


P(計画する):月何回お見合いするか?そのために月何件に申し込みするか?

結婚相談所に入会後、最初に『月何回お見合いをするか?』という目標を立てます。

プロスペクティブスタートでは初回面談の際に、必ずこの目標を会員さんとカウンセラーで一緒に考えて決めます。

そして実は『月何回お見合いをするか?』を決める前に『いつまでに婚約するか?』という目標も立てます。

これは例えば『2022年3月末までに』といった具体的な目標になります。

その上で『月何回お見合いをするか?』という目標を決めていくのですが、これは交際相手がいない状態で、月何回お見合いするかいう判断で構いません(交際相手できれば、交際相手とのデートの時間を確保するために、お見合いは減らしたりストップしたりします)。

多くの人は、交際相手がいない婚活スタートの段階では、月3件~5件程度お見合いすることを目標にします。

そして次に決めることが、月3~5件のお見合いを成立させるために『月何件申し込みをするか?』ということです。

ここで最初知っておいてほしいことは、お見合いに申し込んで成立する確率はかなり低く、20件に1件が平均値です。

ですので、お見合いに申し込んで4件のお見合いを成立させる(4名の異性からOK返事をもらう)には、80件に申し込む必要があります。

ここまでがP(計画する)でやることになります。


D(実施する):自分で立てた計画に沿ってお見合いの申し込みをする

次はP(計画する)で立てた目標に沿って、お見合いの申し込みをします。

月4件のお見合いを目標として、月80件に申し込む場合、一気に80件に申し込むのではなくて、まずは10~20件程度申し込みをして何件程度お見合いが成立するか様子を見ます。

仮に10件申し込んで3件のお見合いが成立したら、お見合い成立率は平均よりもだいぶ高いことになるので、申し込む件数を抑えるということになります。

『最初は少なめに申し込んで様子を見るのね。特に難しいことはなさそうだ』

と感じる方も多いと思いますが、実はこのD(実施する)で早くも躓いてしまう人が結構います。

それは、自分とカウンセラーで決めた件数の申し込みをしない(できない)のです。

お見合いの申し込みは、結婚相談所における最初のステップで、これができないと婚活は進みません。

お見合いに多数申し込まれる人は、自分から申し込まなくても申し込まれたお見合いにOK返事を出すことで、お見合いを成立させることができます。

しかし普通はそんなに申し込まれることはないので、やはり自分からも積極的に申し込む必要があります。

ただ、先ほどもお伝えしたように最初に決めた件数の

『お見合いの申し込みをしない』
『お見合いの申し込みをできない』

人がいます。

月80件の申し込みをすると決めたのに、実際は20件しか申し込みをしていないなどです。

『申し込みをしない』理由としては『自分が申し込みたいと思う人がいない』という理由が大きいと思います。

こういった方にまず知ってほしいことは

◎お見合いをして違和感があれば、交際に進まなくても全く問題ない
◎お見合いをしたら結婚が即決まる訳ではない(当たり前ですが)

ということです。

ただ実際、

『お見合いをしたら断わるのは悪いのではないか?』

と思っていたり、

『お見合いはある程度、結婚相手として意識して会うものですよね?』

と考える人、結構います。

確かにこのように考えてしまうと、お見合いに申し込むこと自体に躊躇してしましますよね。

でも、実際はお見合いの段階や、更には交際に発展しても3回目のデートくらいまでは『ただの友達』と思って頂いて全然問題ありません。

お相手もあなたに対して『そこまで気持ちは上がっていないけど、すごく嫌という訳ではないから、とりあえず会ってみよう』くらいの気持ちで会っていることがほとんどです。

ですので、最初からそんなに気負わなくて大丈夫です。

こう考えることでお見合いに申し込むハードルは下がると思います。

また『自分が申し込みたいと思う人がいない』という方にもう1つ知ってほしいことは、プロフィール情報だけでお相手を判断することは難しいということです。

『いやいや、会わなくても大体わかる』

と思う人もいるかもしれませんが可愛い、若い、イケメン、高学歴などいった理由で会ってみたものの、会話の波長が全く合わなかった、態度がすごく横柄だったと言ったことは実際あります。

一方で、プロフィールからは正直あまり期待していなかったもの、写真よりも実際の方が可愛かった、笑顔が素敵だった、自分に興味を持って色々と質問してくれた、お店の人への対応も丁寧だったなどで、『会ってみたら、思っていたよりも良かった』ということも多々あります。

こういう人に会える機会をつぶしてしまうのって勿体ないですよね。

ですのである程度の幅を持って申し込むことも考えてみてください。


あとは『お見合いの申し込みをできない』方ですね。

申し込めない理由は『申し込んでも、NG返事ばかりなのが辛い』といったことだと思います。

確かにたくさんのNG返事をもらいます。

でもそれはあなたに限ったことではなく他の多くの人も一緒で、平均的には20人に申し込んだら19人にお断りされるのが普通です。

そしてあなたも申し込まれたお見合いの多くを断ると思います。

ある意味、お互い様とも言えます。

ご成婚に至るまでに誰もが通る道だということを知り、ある程度の割り切りが必要です。

ただ、1つ知っておいてほしいことは、お見合いでお断りされるのは『単にタイミングが合わなかっただけ』という理由も大いに考えられます。

これは、自分が申し込んだ異性に既に複数の交際相手がいたり、複数のお見合いが組まれていたりして、お見合いをこれ以上受ける時間がない場合なのです。

この場合は、お相手異性にあなたの申し込みがそもそも伝わっていない場合もあり、お相手異性のカウンセラーのところでお断りされている場合もあります。

このブログでも何度かお伝えしていますが『現在、複数の交際相手がいるので、お見合いは取り次がないで、カウンセラーさんのところでお断りにしておいて大丈夫です』という状態です。

こういうことも多々あるので、お断りされてもそんなに落ち込む必要はないということです。


C(評価する):計画通りにお見合いが成立したかを評価、確認

次は計画通りにお見合いが成立したかを評価します。

そもそもお見合いに申し込めなかった場合は、1つ上のD(実施する)を再度ご覧ください。

当初の目標通り、トータル80件に申し込んで、4件のお見合いが成立していたら、お見合い成立までの過程としては計画通り、成功と言えます。

では、80件に申し込んでも仮に2件しか成立しなかったら?

最後のA(改善する)で対策を練ります。


A(改善する):計画通りにお見合いが成立しなかったら、どう対策するか?

あなたは計画通り、80件のお見合いに申し込みました。

しかし結果は、成立したお見合いは2件。

計画通りには行きませんでした。

この場合はどうすれば良いでしょうか?

改善方法は色々とあります。

例えばですが、

◎申し込み件数を増やす
⇒80件から160件に増やすなど。

◎申し込む人たちの層を変える
⇒年齢重視、外見重視で申し込んでいたなら、プロフィール内容重視で申し込むなど。

◎自己PRを見直して修正する
⇒改めて異性に求められる内容に修正する。

◎プロフィール写真を入れ替える
⇒フォトスタジオで撮ってもらった写真の中から別の写真をセレクトする。サブ写真[スナップ写真]を変更するなど。場合によってはお洋服も新調し、写真を撮り直す。

◎視点を変えて、申し込んでくれた人にも積極的にOK返事を出す
⇒新たに『申し込みしてくれた人にOK返事を出す割合』も設定するのも良い。例えば5人に申し込まれたら最低1人にはOK返事を出すなど。自分でお見合い成立をコントロールできることもメリット。

といった方法があります。

これらを色々と試してきましょう。

過去には245件のお見合いの申し込みをして、ようやく1件のお見合いが成立した男性会員さんもいましたが、1件目のお見合い成立後、彼は定期的にお見合いが成立するようになりました。

関連ブログ
Vol.233 お見合い申し込み245件で遂に成立!そのまま仮交際へ!


彼がお見合い成立のために実施した様々な改善もきっと参考になると思いますので、よろしければこちらのブログもご覧いただけたらと思います。

目標の件数のお見合いを組むことが大変なこともありますが、お見合い成立に関してはPDCAを回しやすい内容だと思います。


まとめ

いかがでしたか?

お見合い成立までのイメージは持てましたか?

お見合い成立までの道のりで大変なこともありますが、上手く行く人の共通点はしっかりと行動していることです。

行動とは、まずは自分で決めた件数のお見合いの申し込みをすること。

ダメなら、A(改善する)のところでお伝えした通り、お見合い成立に向けた改善を行うこと。

これらはお相手に左右されることなく、全て自分でできることです。

それでも自分からの申し込みの場合、『お見合い成立』という結果は相手次第ということになります。

しかしですよ、

『なかなか思ったようにお見合いが成立しない・・・』

と落ち込んでいるだけで、改善もしてないし、更には決めた件数の申し込みすらしていない人、結構います。

まずはやることやってから考えましょう。

自分にできることは全てやり切りましたか?

やらずに諦めていませんか?

お見合いが組めている人達は、自分にできることをちゃんとやっています。

今後のお見合い申し込みの参考にしていただけたらと思います。

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