違和感を感じる人との結婚、待って! 後悔しないための「3つの質問」

- こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。
「すごく良い人だと思うんだけど、何か引っかかる...」
「結婚を考えると、ふとした瞬間に違和感を感じてしまう...」
「この違和感、気のせいかな? それとも見過ごしてはいけないサイン?」
「みんな、どのくらいの違和感なら受け入れて結婚してるんだろう...?」
お付き合いしているお相手との間に、言葉にしにくい「違和感」。
その正体が分からないまま、「結婚していいのかな?」「でも別れる決断もできない...」と、一人で悩んでいませんか?
そのお悩み、決してあなただけではありません。私が運営する結婚相談所にも、同様の相談が多く寄せられます。
実は、その「違和感」の正体と向き合い方を知れば、あなたの心は決まります。
この記事では、たった3つのシンプルな質問を通して、あなたが感じている違和感の正体と、お相手との「違い」にどう向き合うべきかを明確にします。
この質問に答えることで、「本当にこの人と結婚して幸せになれるのか?」という問いへの、あなた自身の答えが見つかるはずです。
そもそも、あなたが感じる「違和感」の正体とは?
「違和感」と一言で言っても、その内容は人それぞれ。
例えば、婚活でよく話題になる「お会計問題」。
男性の感じる違和感の例:
- お礼を言われないことに、もやもやする。
- 財布を出す素振りすらないのは、少し気になる。
- 毎回ご馳走するのが当然、という態度に引っかかる。
女性の感じる違和感の例:
- 毎回きっちり割り勘なのは、大切にされていない気がする。
- 男性が高価なお店を選んだのに割り勘だと、納得いかない。
- 遠くまで会いに行った交通費も考慮されず割り勘だと、悲しくなる。
これらはあまでも例ですが、同じ「割り勘」でも、何に、どの程度引っかかるかは人によって全く違いますよね。
「女性が財布を出していなくても全然気にしない」という男性もいれば、「むしろ割り勘が楽」という女性もいます。
つまり、「違和感」とは、「あなたにとって、どうしても気になってしまう、お相手との《違い》」のことなのです。
それは、価値観の違い、金銭感覚の違い、言動の違い、生活習慣の違いなど、様々な形で現れます。
その違和感、「見て見ぬふり」は絶対NG!放置するリスクとは?
「こんな小さなことが気になるなんて、自分の心が狭いのかな...」
「周りは『それくらい普通だよ』って言うし、我慢すべき?」
そう考えて、無理に違和感に蓋をしようとしていませんか?
確かに、結婚生活においては、ある程度の「違い」を受け入れる寛容さも大切です。
しかし、あなたが「どうしても気になる」と感じている違和感を、無理に無視して結婚に進むのは非常に危険です。
なぜなら、結婚前に感じる違和感は、結婚後に自然に消えることはほとんどないからです。
むしろ、一緒に生活することで、その「違い」に触れる機会が増え、違和感がさらに大きくなったり、新たな違和感が出てきたりする可能性が高いのです。
「結婚したら変わってくれるかも」という淡い期待は、残念ながら裏切られることが多いのが現実。
一時的に気にしないように努めても、心の奥底ではずっと引っかかり続け、いずれ大きな不満やストレスとなって表れるかもしれません。
結婚を決める前に!自分の本心を見極める「3つの質問」
では、どうすれば後悔のない決断ができるのでしょうか?
ここで、あなたの本心を見極めるための「3つの質問」をします。
先ほど、「違和感」の正体は「あなたにとって気になる《違い》」だとお伝えしました。
結婚する二人に「違い」があるのは、むしろ当然のことです。育ってきた環境も、考え方も、価値観も違う人間同士なのですから。
大切なのは、「違い」があること自体ではなく、あなたがその「違い」をどう捉えているかです。
以下の3つの質問に、正直に答えてみてください。
質問1: あなたはその「違い」を【ポジティブ】に捉えられていますか?
- 「自分にはない考え方で、新鮮!」
- 「違うからこそ、面白いし、学びがある」
- 「二人でいれば、偏らずに色々な視点が持てそう」
もしこのように、相手との違いを前向きに受け止められているなら、それは素晴らしいことです。違いが二人の関係を豊かにしてくれるでしょう。
質問2: あなたはその「違い」を【ニュートラル】に捉えられていますか?
- 「自分とは違うけど、特に気にならないな」
- 「そういう考え方や趣味もあるよね、と普通に受け入れられる」
- 「お互い違う部分を尊重できれば問題ない」
違いを認識しつつも、特に否定的には感じていない状態です。感情的に引っかかることがなければ、その違いが結婚生活の大きな障害になる可能性は低いでしょう。
質問3: あなたはその「違い」を【ネガティブ】に捉えていませんか?
- 「相手のあの言動、どうしても引っかかる...」
- 「その価値観は、正直理解できないし、受け入れがたい」
- 「この点が解消されない限り、結婚は考えられない」
- 「できれば、相手に変わってほしいと思っている」
- 「この違和感のせいで、本当に結婚していいのか悩んでいる」
もし、このように感じているなら、それがあなたの「違和感」の核心です。このネガティブな感情を抱えたまま、結婚に踏み切るのは待ってください。
「ネガティブ」な違い(違和感)とどう向き合うか?
質問3で「ネガティブ」な捉え方をしている違いが見つかった場合、どうすれば良いのでしょうか?
取るべき行動は、「とことん話し合うこと」です。
- 何を「違和感」と感じているのか、具体的に伝える。 (感情的に責めるのではなく、「私はこう感じる」と伝える)
- なぜそう感じるのか、自分の価値観や背景を説明する。
- 相手の考えや価値観も、真摯に聞く。
- お互いが歩み寄れる点(妥協点)を探る。
話し合いの結果、以下のいずれかの状態を目指しましょう。
- 解決・解消する:誤解が解けたり、相手が改善してくれたりして、違和感がなくなる。
- 【ニュートラル】に変化する:相手の考えを理解し、「そういう考えもあるか」と受け入れられるようになる。完全には共感できなくても、「これくらいなら許容できる」と心から思えるようになる。
もし、とことん話し合っても、どうしてもネガティブな感情が拭えず、「許容できない」と感じるなら、その違和感は、あなたにとって結婚の障害となりうる「致命的な違い」なのかもしれません。
その場合は、残念ながら、その方との結婚は慎重に考え直す必要があります。
結婚相手に完璧を求めない。でも「どうしても譲れない違和感」は大切に
結婚とは、完璧な相手を見つけることではありません。違いを持つ二人が、お互いを尊重し、歩み寄りながら共に生きていくことです。
ですから、「少し気になる点」に対して、「まあ、いっか」「そういう考えもあるよね」と受け入れられる柔軟性を持つことは、幸せな結婚生活のために大切です。
気になる点が多いほど、結婚のハードルは上がってしまいます。
しかし、それは「どんな違和感も我慢しろ」という意味ではありません。
大切なのは、あなたが感じる違和感に優先順位をつけること。
- 「どうしても許容できない、致命的な違和感」:これは絶対に見過ごしてはいけません。話し合い、解決するか、それが無理なら結婚は考え直すべきです。
- 「少し気になるけど、致命的ではない違和感」:これについては、少しずつ受け入れる努力をしてみる。「お互い様」の精神で、許容範囲を広げていくことも考えてみましょう。
あなたが、自分の考えや価値観を「受け入れてほしい」と願うように、お相手もそう願っています。
お互いの「違い」を理解し、尊重し合える関係性を築けたとき、結婚はぐっと近づくはずです。
【まとめ】「違和感」は、あなたの本心からのサイン
結婚相手に感じる「違和感」。それは、決して気のせいではなく、あなたの心が発している大切なサインです。
そのサインを無視せず、3つの質問を通して自分の本心と向き合ってみてください。
- 違いを【ポジティブ】に捉えられるなら、素晴らしい!
- 違いを【ニュートラル】に捉えられるなら、問題なし!
- 違いを【ネガティブ】に捉えてしまう(=違和感を感じる)なら、必ず話し合い、解決か、心から許容できる妥協点を見つけること。それができないまま結婚に進むことだけは、絶対に避けましょう。
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