Vol.９８　女性が男性との結婚を躊躇する理由

こんにちは！
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。

今日は「Vol.９８　女性が男性との結婚を躊躇する理由」といったテーマでお話ししたいと思います！

さて、恋愛でも、婚活パーティーでも、結婚相談所でも、付き合う、交際するという段階までいける人はたくさんいますね。

皆さんの中にはこれまで異性と交際したことがないという方もいるかもしれませんが、これまで何人かの異性と交際してきたという方も多いでしょう。

でも、この記事を読んでいるということは、残念ながら、ご結婚までは至っていないということになりますよね(^^;)

では！

女性が結婚を躊躇すること理由ってどういったことが多いのでしょうか？

付き合っているということは、恋人としてはあなたに十分好意があることになりますよね。

でも、結婚となると今一歩踏み出せない。

すると、

「恋人としてOK」であることと、
「結婚相手としてOK」であることが、

違うような気がしませんか？

そうです。皆さんが考えている通りです。

女性も、結婚を意識せずに付き合っている時は「付き合う人として楽しい人」を基準に恋人を作っています。

でもいざ結婚となると。。。

女性は「現実的」なことを考え始めます。

そうです。女性は男性よりもよっぽど「現実的」なんです。

一方、男性は女性に比べて「ロマンチック」です。

気持ち悪いとか言わないでください。

でも、男性はどうしても「夢見がち」なんです。

「ロマンチック」というと語弊があるかと思うかもしれませんが、男性には「ロマン」があるのです。

「今期は、社内営業成績トップを取る！」
「会社で新規事業を立ち上げる！」
「転職して、今までやったことのない業界に挑戦する！」
「独立して起業して、これまでなかった新しいサービスを世の中に提供する！」

などなど。

全く同じではなくても、少しは当てはまりそうなものはありましたか？

女性もこういった男性のことはカッコいいとは思うはずです。

付き合っている時は特にそうです。

でも結婚となると、男性の「ロマン」よりも大切に考えていることがあります。

それは、「家計に安定的・継続的に『お金』を入ってくるか」ということです。

身もふたもない話ですが、これが現実です。

既に結婚している場合で考えてみます。

上記の男性のロマンの

「今期は、社内営業成績トップを取る！」

については、結果としてお給料も上がりそうなので、奥さんとしても歓迎でしょう。

「会社で新規事業を立ち上げる！」

については、話は聞いてくれたり、応援はしてくれるでしょうが、それが家計にどう影響するのかは不明ですよね。

部署が変わって、もし給料が下がるようなことがあるのであれば、あまり賛成できない話だと思います。

「転職して、今までやったことのない業界に挑戦する！」

については、注意が必要です。

転職して年収が確実に上がるのであれば良いのですが、当初、今の年収よりも下がるのであれば、「待った！」を掛けられるかもしれません。

あなたが「今までやったことのない業界に挑戦する！」ことには、基本的には賛同はしてくれるかもしれませんが、それよりも奥さんが気になるのは「それで、年収は上がるの？下がるの？」ということだと思います (^^;)

最後の

「独立して起業して、これまでなかった新しいサービスを世の中に提供する！」

これは「新しいサービスはいいけど、それで本当に生活していけるの！？」ということに対し、かなり過敏に反応すると思われます。

結婚してからでさえ、「転職」、「起業」についてはかなりしっかり話し合わないと、理解が得られないと思います。

それなのに婚活中に「転職」、「起業」をほのめかされたら、女性からしたら、不安しかないですよね！？

男性からすると

「さらなるスキルアップ」であり
「より良い未来に向けた先行投資」

のための「転職」、「起業」であると思います。

特に、現在収入の高い男性は目先の年収が一時的に減ることよりも、「やりがい」であったり、その先に見える「将来の更なる収入増」を見越して、一時的に年収を下げてでも、大きなチャレンジをしたくなるものです。

そして、実際に長期的に収入が上がる可能性も高いでしょう。

低くしゃがみこまないと、大きなジャンプはできないと思います。

その気持ちは良く分かります。

でも女性は「大きなジャンプ」は求めていないかもしれません。

ずっと我慢してくださいとは言いません。

でも「婚活中」は少しトーンを下げた方が良いかもしれません。

もちろん、女性が起業するあなたを応援するという方なら良いのですが、そうでない女性の方が一般的は多いと思います。

実は、結婚相談所でも、「転職」、「起業」の夢を語ることで、真剣交際になかなか行けなくなるケースがあります。

本人がそれを理解してくれる女性を探すと決めていれば良いのですが、そこまで具体的に決まっていないのでしたら、一旦「胸にしまっておく」方がいいかもしれません。

皆さんにとって「結婚」と「転職」、「起業」のどちらが大切ですか？

簡単には選べないかもしれません。

でも今は「結婚」の優先度が高いのであれば、結婚して落ち着いてから、奥さんとしっかりとは話し合ってから決めるのも良いかもしれません。

今日のテーマに該当する男性は将来収入が上がる見込みのある、とても魅力的で、優秀な男性だと思います。

それであれば、「結婚」と「転職」、「起業」の双方のバランスをよく考え、プライベート、仕事の双方で、自己実現できる道を模索してみてはいかがでしょうか。

これからの婚活の参考にして頂けたらと思います。