Vol.130 3ヶ月にわたる仮交際の終了に泣き崩れた女性

Vol.130 3ヶ月にわたる仮交際の終了に泣き崩れた女性
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こんにちは!
20代・30代を中心とした横浜の結婚相談所『プロスペクティブスタート』の佐藤大輔です。
私は婚活歴10年、結婚相談所で結婚した婚活カウンセラーです。


今日は「Vol.130 3ヶ月にわたる仮交際の終了に泣き崩れた女性」といったテーマでお話ししたいと思います。

ブログのタイトルからもわかる通り、今日は少し悲しいお話です。

しかし、今回の経験を糧に素敵な結婚をしてほしいという思いで書かさせていただきます。

ただ、個人が特定されないように、一部の情報へ変えてお伝えします。

今回は私の相談所同士の会員様のお話です。

女性会員A子さんと男性会員B男さんの仮交際期間はそろそろ3ヶ月。

これまでお見合いと、9回のデートを重ねてきました。

仮交際開始当初からA子さんはB男さんにぞっこんでした。

それもそのはず、B男さんは毎月50件~100件程度お見合いを申し込みされる超人気男性。

どの女性に対しても、B男さんは毎回のデートコースを事前に考え、デート代はいつも全額お支払い。

一方、どの女性にも誠実に対応できるB男さんのため、女性側に期待を抱かせてしまうこともありました。

ここで詳細に入る前に、結婚相談所での交際のルールをまずはおさらいしておきましょう。

結婚相談所では複数の方との仮交際をすることはルール上、全く問題ありません。

ただし複数の方と仮交際するのであれば、しっかりと1人1人とデートの時間を取れるように、2~3人くらいを限度とした方が良いでしょう。

仮交際のお相手が4~5人くらいになってくると、1人1人のお相手としっかりとデートしたり、毎日LINEでメッセージのやり取りをする時間が取れなくなってくるためです。

B男さんはこの部分もしっかりと守り、同時期に交際している人数は最大3名。

かつほとんどの時期は、2名までとして交際を進めていました。

2名だと1人1人の方としっかりと交際できます。

しかしそれがお相手に大きな期待を持たせてしまう場合があることも事実。

B男さんは、A子さんとも月3~4回のデートを重ねると同時に、もう一人、C子さんとも同じくらい、もしくはそれ以上の頻度でデートを重ねていました。

最初の頃は、A子さんとC子さんについて、2人ともとても素敵な方で、どちらの方との結婚も考えられるということで、並行して交際を進めていました。

しかし、徐々にC子さんに対する思いが強くなっていきます。

でもA子さんもとても良い人。

仮にA子さんと結婚したとしても、幸せになれる気がする。

ただ相対的に比べてしまうと、C子さんの方がよりフィーリングが合うと感じる。

こういう感情の揺れがある中で、2人との交際を進めてきました。

一方のA子さん。

彼女は、3ヶ月の仮交際期間中に3回、B男さんにカウンセラーの私を通じて、真剣交際に進みたい旨、お伝えしました。

正直彼女の思いは、B男さんとの交際が1ヶ月もしないうちから、決まっていたのです。

私は双方を見ながら、

「少しA子さんの気持ちが先行しすぎだな、、、」

と多少の心配を抱えながらも、A子さんから真剣交際に進みたい旨の報告を受ける都度、B男さんにその思いを伝えていました。

それを聞いたB男さんは、毎回

「そう言っていただけてとても嬉しいです。ただ、もう少し時間をください」

といったお返事でした。

私は彼に

「C子さんの方がお気に入りとは聞いていますが、A子さんとの結婚も考えられますか?」

と質問しました。それに対しB男さんは、

「A子さんと結婚しても、幸せになれると思います」

と返事があったので、C子さん、A子さんとの複数交際を続けて頂きました。

一方B男さんは、C子さんには彼の方から真剣交際に進みたい旨をお伝えしていました。

しかしC子さんからは

「もう少しデートを重ねてからお答えさせてください」

という形で、回答が保留となっていました。

そこで私は再度、B男さんに対し、

「仮にC子さんから交際終了の申し出があった場合、A子さんに気持ちを切り替えることはできますか?」

「C子さんからいつまでも回答を貰えないなら、C子さんとの交際期限をB男さんは自身で決めてはどうですか?」

「C子さんとの交際をB男さんから終了させれば、A子さんに上手く気持ちは切り替えられますか?」

と言った質問を投げかけました。

B男さんからは、

「次のA子さんとのデートで、再度、彼女のことを結婚相手として見られるかということを頭に入れてデートします」

と返事がありました。

しかし結果は

「やはりA子さんのことを結婚相手として見ることはできなかった」

との答えでした。

B男さんが結婚相手として見れないということであれば、致し方ありません。

私は最後に

「本当にA子さんとの交際を終了して良いですか」

と聞きましたが、B男さんの回答は変わりませんでした。

そしてA子さんにB男さんからの仮交際終了の旨をお伝えしたところ、彼女は泣き崩れてしまいました。

無理もありません。3ヶ月にわたり、毎日のようにLINEでメッセージをし、10回もお会いしていたのですから。

もう少し早く判断できなかったものかと思いましたが、B男さんもC子さんからお返事が貰えない中、相当悩んでいたため、ここまで時間が掛かってしましました。

B男さんには酷だと思いましたが、A子さんが交際終了の連絡を受けて泣き崩れてしまったこと、そして、

「自分と真剣に結婚したいと思っていた女性がいたということを心に留めて、今後の婚活に活かしてください」

とお伝えさせていただきました。

B男さんからは

「A子さんのことは忘れません」

といったお返事が返ってきました。

カウンセラーとしては、2人を見ていて本当に切ない気持ちになりました。

しかし今回の交際終了を今後の婚活、人生に活かしていただき、2人が近い将来、素敵なパートナーと出会えることを心から願うばかりです。

プロスペクティブスタートについて

ご挨拶結婚相談所で結婚したカウンセラー夫婦による神奈川県横浜市の相談所です。

私たちもあらゆる婚活を経験してきました。それぞれの会員様に合わせたオーダーメイドのサポートをいたしますので、無理なく婚活を始めていただけます。

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